G-TECの新プロト
2025年2月2日頃、G-TECの代表であるトモ清水さんのインスタグラム投稿に新たなプロトタイプ名が登場しているのを発見。本文では全く言及されておらず、サラッとタックル一覧に名称が載っているのみです。
XrosSensitive XSC-102RFT 1st prototype
釣行の様子を8枚の写真で紹介なさってるのですが、そのうち4枚目、7枚目、8枚目の写真に写っているのがXSC-102RFTと思われます。
モデル名称からわかること
G-TECのロッドの命名規則はアブガルシアと共通点があります。したがって、ある程度は読み解けるものとなっています。
- XS: XrosSensitive
- C: Casting Rod
- 10: 10ft
- 2: 2 pieces
- RF: Regular Fast
- T: High Taper または Tubular
つまり、10ftのベイトキャスティングロッドです。ううむ…欲しい。
なお、パワー表記がありません。これは釣種を設定していないか、または、ショアジギングロッドの位置付けであることが示唆されます。
Tの解釈がどっちかなというところですが、後述する写真からわかることと照らすと、High Taperの意味かなと思います。
写真からわかること
パッと目につくのは、グリップの全長が長めに見えること。これはグリップエンドを脇に挟むためと考えられるので、シーバス用ではなくてショアジギング用であるように感じさせます。
グリップ素材はコルクのセパレートになっていますが、注目はセパレート部分に露出しているブランクがとても太いこと。ハイテーパーで反響感度が大きく、竹竿を握ったような感触になるのではないかと想像できます。
ガイド数は写真が不鮮明であるため数えられません。たぶん、11個〜13個といったところかと思います。セミマイクロガイドセッティングかもしれません。
リールシートは、Fuji技徳FBCSであるように見えます。これ、私としてはかなり嬉しいです。
サーフロッドの新たな選択肢となるか
まだ、G-TECからはサーフロッドと呼べるものはリリースされていません。私は2025年3月発売予定のXSS-911LMLへ期待を寄せていたところですが、そこへ新たに10ftのロングベイトロッドという選択肢が加わったとも考えられます。
巻きが主体のサーフの釣りでは、ベイトの手返しの速さは魅力があります。波打ち際でのピックアップからキャストまでの動作がスムーズでクイック。ストレスなくキャストを続けられます。
また、私の経験では、新潟市サーフではメタルジグやスイムジグの釣果は良いです。これはカタクチイワシが接岸することと関係していると思います。こういったメタルルアーは空気抵抗が少ないためバックラッシュの心配がないこともベイトを選択することを後押ししています。
私としては、XSS-911LMLへ行くか、XSC-102RFTへ行くか、かなり揺れています。(まあ、第3の道としてXSC-87ML+があり、じつは第4の道、第5の道もあったりします。)
こういうとき、G-TECのロッドは買えるタイミングが限定的であることが本当にネックです。3月の発売が迫っているXSS-911LMLについても、ヒジョーに欲しいのですが、時期の問題で見送りも視野にあったりします。私はロッドコレクターではないですし、使用時期に適したロッドを入手したいと思っています。
新たに明らかになったXSC-102RFTは1stプロトということなので、発売まで1~2年はかかると思います。続報を注視したいと思います!