2023年8月、アダスタからスイムジグ「ウラガノ」が登場! インプレ記事は随時更新中です!
基本スペック
レングス | 価格(税込) | |
32g | 68mm | ¥1,265 |
42g | 75mm | ¥1,320 |
私が入手したのは32gモデルです。スペックシート上の68mmというのはベリー側を計測した値です。バック側は55mmほど。実物を手に取ると、思っていたよりも小さく感じます。
他のスイムジグとのサイズ比較(2023.10.2)
手前から
- アダスタ ウラガノ32g
- ジャクソン 飛びすぎダニエル30g
- ジャッカル サブル スイムメタル35g
背景のマス目は10mm角です。各ルアーは頭の先端を揃えて置いてあります。スペック上、ウラガノが最も短いのですが、そのことに加えてボディの厚さによる存在感の違いが伝わりますでしょうか? ウラガノはスリムコンパクト設計です。また、比較的に重心がセンター寄りであることもわかると思います。チューニング専用アイにブレードなどを装着すると、より水平に近い姿勢で泳ぐようになります。
カラー
私の経験から、新潟サーフに合うカラーを4色を選んでみました。
ハラグロオレンジ
オレンジバック、グローベリーです。アダスタのシンペン、シーシェイカー90で高実績のカラーでしたので、ウラガノでも第一候補として期待しています。
ホワイトアウト
グローバック、グローベリーです。こちらもシーシェイカー90でグッドサイズなサバや60UPのマゴチを連れてきてくれた優秀カラー。ウラガノではホワイト系というよりはシルバー系となっており、より青物に効きそうな感じがします。
ドーンエッジ
佐々木健丞さんのオリジナルカラーです。ワタクシはケンスケ推しなので真っ先にこのカラーを買いました。アダスタのソルトウォータールアーにはドチャート系がないため、代わりにドーンエッジに頑張ってもらってます。
UVサーディン
ナチュラルベイトカラー、この場合はイワシですね。新潟サーフは離岸堤が多いせいか多様な魚種がヒットしてきます。サーフに何が潜んでいるかわからないときはマッチザベイト戦略をとるためナチュラルベイトカラーは持っておきたいです。
グローカラーの違い
シーシェイカー90やサリューと同じカラーネームなのですが、実は細かな仕様が異なっています。個人的に気を惹かれたのはグローカラーの違いです。
手前はホワイトアウトでブルーグロー、奥はハラグロオレンジでグリーングローです。シーシェイカー90のホワイトアウトとは色味が異なっています。
チューニング専用アイの使用例(2023.10.2更新)
ウラガノの個性となっているのがリアのバック側に設けられたチューニング専用アイです。公式YouTubeチャンネルでは、ブレードやタコベイトを装着する例が挙げられています。
以下、私が気に入っているチューニングをご紹介します!
ダブルコロラド
チューニング専用アイを使い始めてすぐに、これは何でも装着できるわけではないぞ、と気づきました。チューニング専用アイに装着したカスタムパーツがリアのトレブルフックと絡んでしまうことがあったからです。
この問題に対してはカスタムパーツを小さくすることが1つの答えでしたが、それよりもリアのトレブルフックをシングルフックにすることは効果の大きな解決方法でした。
そして、ただシングルフックを用いるのではなく、ブレードジギング用のフックを装着した姿が上の写真です。この状態でもボディのスイングアクションが失われることはなく、またブレードの抵抗により姿勢が水平に近づくことから、非常に艶かしく泳いでいるように見えます。
なお、ボトムタッチしてから巻き始めるためにフロントアイのフックをダブルフックに交換して根掛かりを減らしています。結果として流れ藻も引っ掛かりにくくなり、キャスト回数が多くなりがちなムービングベイトの釣りにピッタリなチューンになったと思います。
ダブルウィロー
コロラドがあるならウィローも。とはいえ、同様の構成にするのは味気ないのでブレードトレブルを装着しています。
やはりウィローのほうが水受けが小さいためか、少し尻下がりの姿勢になっているように見えます。その分、高速に巻くのが狙いとなり、ボトムをなぞることはなくなるのでトレブルフックを維持しました。
これらのダブルブレードチューンはウラガノだからこそ可能です。そしてブレードが2つ以上あるということはスピナーベイトのようにスクール(群れ)を模していることになります。カタクチイワシの群れが泳いでいるようなときは真っ先に投入したいチューンです。
シャッドテール
ウラガノの姿を初めて見たときからやってみたかったアレンジ。これはバークレイのTテールシャッドを接合しています。針金でワームキーパーを作り、チューニング専用アイとリアアイの2箇所を足場にしています。
このようなアイデアを形にできる余地を備えているのがウラガノの最大の長所と思っています。まだまだ色んなことができて楽しいです!
ウラガノの飛距離(2023.8.7)
今夏は非常に暑かったですが小一時間ほど計測のために投げ込んできました。使用タックルは以下。
- STHS-1082ML
- REVO SP Rocket 2500S
- スーパーファイヤーラインウルトラ8(0.8号)
そして飛距離は以下の表のとおり。
ウラガノ 32g | 97m |
ウラガノ 32g(ブレードチューン) | 81m |
ギャロップアシストロングキャスト 32g | 100m |
ギャロップアシストロングキャスト 42g | 110m |
ウラガノ、飛びますね〜。体積が小さいので飛ぶだろうなと予想していましたが、普通にメタルジグの飛距離です。さて、お楽しみのチューンは3.5cmほどのウィローブレードを装着。さすがに空気抵抗が増して飛距離はダウン。80mラインならサリュー 30gでも届くのでどちらを投げるか迷うかも。浮き上がりが良いのはウラガノです。
さて、最終更新時点で10月になりました。新潟市の海ではサゴシとイナダの釣果を聞くようになりました。スイムジグのシーズンです!