春は魚がいっぱい。腰痛でも振り抜けるロッド。

2023年4月下旬。第16週と書くべきか、ここ最近のフィールドの様子をまとめて綴る。

新潟市海岸

ハッピーフィッシング新潟東港の釣果報告を読んで羨ましく思う。あそこは火力発電所の温排水の影響があって春の釣果は他所と段違いだ。とはいえ、必ず釣れるというわけでもない。釣り人が多いから釣法のバリエーションも多く、当たりを引く人が出やすい。そして情報発信も多いフィールドなのだ。認識にバイアスがかかることに注意したい。

その他のフィールドも、4月初めから釣り人を見かけるようになった。そうなると釣果報告が出てくる。私はもう何年も新潟市の海を見て過ごしているから思うのだが、「釣れない」と言われている時期は、本当は「釣り人がいないから釣れない」のだろうと信じている。冬の間、他の釣り人に会わない日々が続いたときは、沖に見える漁船に勇気づけられたものだった。もっと釣り人がいれば冬の間のヒットパターンが見つかるかもしれない。

さて、前回のベイト発見は4月3日。それから2週間ほど経って、立て続けにベイトを確認した。海藻が千切れて漂っているためか、藻に着くタイプのハゼらしき魚を見つけた。

それから冒頭のベイト。カタクチイワシだろうか。6cm〜8cmくらいのベイトが大量に打ち上がっていた。前日にはおらず、波風の強い日でもなかったので、フィッシュイーターの追い込みによりパニックになったものかもしれない。そのタイミングにサーフに立っていれば何か釣れただろう。

こんなに頻繁にベイトが打ち上がっているとは驚きだ。一般的に釣果を期待しやすいという秋には、期待に反して打ち上がることはなかったからだ。

信濃川下流

今シーズンから遊漁承認証を得てフレッシュウォーターにも進出した。魚がいる場所・天候・時間帯が少しわかってきた。ルアーを通せばライズが起きるが食ってはこない。ルアーの位置とは無関係にライズするのでマゴイなのではないかと疑っている。次回は植物性のエサで探ってみようと思っているが釣りをする時間が足りない。海へ行くか、川へ行くか、贅沢な悩みを抱えている。

腰痛とロッドパワー

子どもの世話をしていて腰を痛めてしまった。そうしたらなんとMパワーのロッドを振り抜けない! 80m〜90mは飛ばせるはずのメタルジグが、全力を尽くしているつもりなのに60mしか飛ばないのだ。無意識に力が入らなくなってしまっているか、可動域が狭まってパワーを乗せられなくなっているのだろうと思う。

なんならMLパワーのロッドの方がよく飛ぶ。柔らかいロッドなら上半身の振りだけでもロッドを曲げられるからだろう。関節等に故障がある人、女性や筋力に自信がない人は、MLパワー以下のロッドを選ぶと良いかもしれない。

サーフフィッシングではMやMHのロッドをおすすめしている方が多いのだが、それらは新潟県のサーフでは強すぎると思っている。新潟県のサーフは浅いし、潮が緩いので、ルアーウェイトは20gがおすすめだ。それに対応するロッドパワーはMLがちょうど良い。虎の威を借ることにもなるが、プロアングラーの堀田光哉さんも新潟県を訪れた際にはルアーウェイトを下げて釣っていた。(DUOの「堀田光哉のサーフ110番」という番組。YouTubeで観れる。)

徒然と書いたことは、そのうちコラムにまとめようと思う。まあ、1本釣ったらかな!