近頃は2回釣行して1回記録をつけるペース。3月初旬の計画では、この4月にはレボSPロケットを使ってサゴシゲームに興じているつもりだったのだが、新年度の繁忙に加えて私生活でも変化があり、結果として以前よりも1回の釣りの時間が減っている。概ね1回40分くらいか。
短時間で何かを得なければとも思うが、興奮は仕事だけで十分過ぎるほど足りている。だから、今はリラックスのために釣りをしている。チルアウトというやつだ。別に釣れなくともかわまない、という精神は子どもの頃からのことで、ただ自然の中に身を置きたいだけだったりもする。
さて、冒頭の写真。砂浜に誰かが突き立てた流木があったので竿置きにしてみた。これも遊びである。冬の間は他の人間の気配など微塵も感じられなかった場所だが、今は春が訪れたのだなと実感する。
暖かくなってくると、たくさんの人を見かける。そんな中で思った。趣味で走ったり、ロードバイクに乗っている人たちは、どこかへ行こうとしているわけではない。行為そのものが目的だ。ならば、魚を捕まえない釣りというものも成立するだろう。
まあ、1週間後には釣果が欲しいと書いているかもしれないが。