今日は早めに仕事を切り上げて信濃川へ立ち寄るつもりだったが、そううまく事が運ぶわけもなく。なんとか気分転換はしたかったので、いつもの西海岸サーフで景色を眺めることにした。
気象データは風速5m以上なのだが、体感ではそこまで強くない。これはキャストできる。そう思って30分だけ釣りをすることにした。向い風なので、よく飛ぶメタルジグを選ぶ。
気持ちいい。広い海、夕陽、波の音。風は少し冷たいが、シェルを着ているので平気だ。この辺は登山で培ったもの。
運動のためにサーフを移動しながらキャストを続けていたら、渚に銀色の小さなものが落ちていた。それが冒頭の写真。カタクチイワシだろうか? ハッキリ言って、このサーフでベイトが打ち上がっているのを見つけたのは初めてだ。だから、これが何という魚でなのかも知らない。経験がないのだ。
その後も歩き続けたが、この1尾しか見つからなかった。背が抉れており、それが致命傷だったのだろうか。付近に鳥の足跡はない。いや、鳥が突いたなら姿が残りはしないだろう。海中で傷ついてから打ち上がったと考えるのが自然か。
そろそろ海中にも春の訪れを感じられるのかもしれない。