信濃川は根掛かりする

遊漁承認証を取ったことだし、信濃川下流域でお試し釣行を重ねている。今回で3回目。いずれも短時間だが、そろそろ書けることもあるので初めて釣行紀として記しておく。

タイトルの通り、信濃川は根掛かりする。どこでも、というわけではない。端的に言えば流れが弱いところは根掛かりするのだ。リーダーレスダウンショットリグでワームをズル引きして底を探ってきた。コンタクトした感触からして岩やコンクリートではない。しかしウィードのように動く感じもない。ラインにダメージがないので流木だろうと思う。

場所によっては頻繁に根掛かりする。1投3回くらい。オフセットフックだというのに攻略しきれない。枝の又の部分に挟まるのだろうか。セオリー的に先発投入したクランクベイトはロストしてしまった。良いエリアに思えたがバイトがない。水温が低すぎるがゆえか。気温も9℃で特別な防寒着なしではツライものがあった。

一方、ライズを見れたのは根掛かりしないエリアだ。一般的には根掛かりする場所ほど釣果の期待があると言われているが、それも絶対ではないようである。さて、根掛かりしないエリアとは、つまるところ流れが速い場所である。遠くからでも目当てをつけやすい物があって、ボートが係留されている場所は水底に障害物がないと思ってよい。信濃川下流域は水上バスが運行するので、その発着場付近も障害物がない(あってはならない)はずである。

流心に向けて遠投すると多くの地形変化を感じることができた。川幅が200m以上あるので普通のルアータックルでは探りきれない。とはいえメタルジグは万が一にも対岸へ飛んでしまうと怖い。プラグやワームを50mくらい飛ばすくらいがよいか。

流速は平均的に40cm/sくらいかと思う。信濃川にはスモールマウスバスがいると聞く。その通り、流れに適応できる魚でなければ生息できそうにないと感じた。ヒットすれば力強いファイトを期待できるのでは。また、ライフジャケットは必須であるが、それでも落水したら焦るだろう。ハシゴがある場所は覚えておいたほうがよい。

海での釣果が聞こえ始めている。海と川、どちらが先に釣れるかな。