ゼノン&エラディケーターの満足度が高すぎる

2日連続の朝活。水温が低いので期待感はゼロだが、日の出までは真面目に魚を狙ってみた。釣具店の情報によれば冬場はクロダイが上がることもあるらしい。といっても今年の釣果情報ではないのだが。

ガルプ!のクラビーで底を探る。パワーベイトと比べると素材強度が低いかな。ロングキャストを繰り返しているうちに千切れていき、何度か付け直したが最終的にロストしてしまった。そうこうしているうちに辺りが明るくなり、這わすような低いリフト&フォールの練習を終えた。本当に魚が欲しい時はリップラップへ向かうので、そのときのための練習なのだ。まあよし。今日の本題はレボSPロケットの番手選びのための調査だ。


現在のメインリールはゼノン2500SH。これをレボSPロケットとスイッチするシチュエーションをイメージするために様々なルアーを投げてみた。昨日も同じテーマでメタルルアーを投げたので、今日はプラグやワームをテストした。

結果として、ジャクソンのピンテール サゴシチューン以外はゼノン2500SHで快適に扱えた。サゴシチューンをしっかりウォブリングさせようとすると超高速巻きが必要になるが、1回転87cmの巻き取りでは困難だった。サゴシチューンは着底後は水面に上がるまで巻くものだと思うのだが、ウォブリングを維持するのが難しく、また、水面まで上げることもできなかった。アクションを引き出すには1回転100cm前後は欲しいところだ。

しかし、これ以外は問題なく扱えたように思う。アダスタのサリュー、シマノのヒラメミノー、ダイワのソルティポップ、ラパラのカウントダウンエリート。番外でバークレイのシャッディングクランクも投げた。7gで30mは飛んだか。サーフで使うものではないと思っていたが時期が良ければ魚を獲れそうである。

ちなみにこの冬に登場したばかりのサリューは15gのものが50m飛んだ。メタルジグを70m〜80m飛ばすタックルなので、さすがにジグ並みとまではいかなかったがスイムベイトとしては最もよく飛んだと思う。飛行姿勢を見るにシャッドテールが抵抗になっていたから、ピンテールにしてやれば飛距離は伸びると思う。

それとヒラメミノーは、やっぱり飛ばない。40mくらいだ。タックルパワーの都合で公称値の8掛けくらいになるのが常なのだが、ヒラメミノーの公称70mは納得しがたい数値だ。同じウェイト帯の各社のシンキングペンシルが50m〜60mを謳っている中、それらより空気抵抗のあるミノーが70mも飛ぶとは信じられない。というか、MLパワーの8ft台のロッドで130mmのフローティングミノーが40m飛ぶって本当はすごいのだが、公称値が高すぎるせいで満足度を下げてると思う。シマノのテストタックルがMHパワーなので、そこはヒラメミノー22gなんだしMパワーが適正じゃないのかな、とか思ったりもする。Mで55mとか書いてあれば普通に満足できたのに。


リールの話に戻そう。正直に言って、ゼノンの満足度を高める結果となった。今回に気になったのは、2500番では超高速巻きとラインスラックの回収に関して限界が見えてしまうことだけ。もともと熟慮の上に成り立っていることもあり、ゼノン2500SHとエラディケーター パワーフィネスのコンビネーションは高次元にあると感じさせられた。

変化のきっかけがあるとするとロッドのほうだ。パワーフィネスはMLモデルしかないので、向かい風が強い日などは1oz以上を背負えるMパワーのロッドが欲しいことがある。まあ、向かい風ならベイトは岸に寄せられているから遠投は不要になってもくるのだが。実際、これまでのところ30mよりも遠くでヒットしたことはない。40m飛べば釣りになるのかもしれない。

5月には日和山浜の突堤が開放されるのだろう。すると、根掛かりエリアでの釣りも選択肢になるので、太糸用のリールは欲しいところではある。それまで2ヶ月間、どうしたものかな。

すでに気に入ったタックルがあると変更するのが難しいものだな。