深夜のベイトチェック

どうしても釣りをしたくて深夜のサーフへ。釣果の見込みはないが期待だけはある。理性と感情の折り合いをつけるかたちで、ベイトの接岸をチェックすることにした。

エサ釣り仕掛けにケミホタルとガルプ!をつけて放る。キス、カレイ、アジあたりが釣れれば上出来だ。ステイ、ズル引き、リフト&フォール、表層巻き。明暗のあるポイントを徒歩で移動しつつ2時間ほど粘ったがアタリひとつない。ワームは全くの無傷。なんの小魚もいないと判断してよいと思う。だからフィッシュイーターもいないだろう。終了。

つまらないのでミノーを投げて遊ぶ。プロヴェットの対応ルアーウェイトは上限24gが目安だ。試しに22gのヒラメミノーSR130Fをフルキャスト。うん、余裕がある。20gのメタルジグだと少し怖さを感じたが、プラグなら振り抜きの速度が落ちるせいか問題ないようだ。

続いてラパラのCD11。ウッドルアーで16gだ。飛距離はヒラメミノーには劣るが40m弱は飛んでいそうだ。というかヒラメミノーは公称70mなのに、最大45m、中央値40mくらいしか飛ばない。ペンデュラムキャストだと飛ばないのか?それとも重心移動機構が壊れているのか?

1時間ほど投げ比べしてみたが、空気抵抗のあるプラグならキャストフィールの変化は小さいことがわかった。メタルジグだと15gと20gの違いは明確で、キャストの速度とタイミングを変えないといけないから気を遣う。一方、プラグなら簡単なようだ。

プロヴェットにとって、メタルジグなら15gか18gくらいまでがキャストフィール的には良い感触だが、プラグなら24gまで、もしかしたら30gくらいでも普通に投げられそうな印象である。ペンデュラムキャストも要因になっていそうだ。

メタルジグのほうが圧倒的によく飛ぶが、プロヴェットはティップがソフトなのでジャーク向きでない感じがする。いわゆる巻き物のほうが相性が良さそうと思い、ミノーを試してみた。もっと使いこなしたいし、使い倒したいね。