釣り場探し

このブログはサーフフィッシングの記録のために始めたが、どうやら冬の日本海が相手では12月から翌年3月までオフシーズンになってしまいそうである。そこでソルトゲームにこだわるのはやめて、河川や湖沼にも目を向けてみることにした。


新潟市は「潟」という字が当てられただけあって水辺の多さは相当なものである。水辺だけ見れば釣りが成立しそうな場所はたくさんある。しかし私の場合、自由時間は早朝の2時間である。移動は車で15分以内、付近に駐車スペースのある釣り場となると見つからない。釣行時間を削って移動距離を伸ばすしかなさそうだ。


ところで「潟」とは何であろうか。池や湖と何が違うのか。実は、潟の水面は、海面と同じか、海面よりも低いのだそうだ。新潟市中央区にある巨大な潟、鳥屋野潟は海面より2メートル低いと聞いた。排水機で信濃川へ水を汲み出しているから水面が低いそうで、もしも排水機が止まってしまうと湧き出してくる水によって海面と同じ高さまで水が上がるらしい。そう、お気づきかもしれないが、この湧き水にはわずかに塩分が含まれているそうなのである。つまり地下水脈で海と繋がっているということか。

新潟市はそのような地形であるから、信濃川の下流域には思っているよりも塩分が混ざっているようである。釣りをすればブラックバスとシーバスが混ざるというから驚きだ。私としてはシーバスが釣れるならソルトゲームと言えなくもないなと思って信濃川を眺めるのである。